ハードウェアウォレット『Ledger Nano S』で暗号資産を安全に守る(設定&インストール編)

コロナの影響で、暗号資産が再注目されようとしています。

今まで販売所にそのまま預けていた暗号資産ですが、いろいろ考えた結果、より安全な形で管理をしたいと思い、最も安全な管理方法である「ハードウェアウォレットでの管理」ができる『Ledger Nano S』を購入しました。

シリアル番号も付いていて、オーナー登録もできます。

設定の手順は公式サイトに書いてあるのですが、自分的につまづいた部分もあったので、自分なりに分かりやすく備忘録として残します。

やることは大きく分けて2つ

  • Ledger Nano S端末の設定
  • Ledger Liveアプリのインストール、設定

どちらもぼちぼち時間がかかったので、しっかり書いてきます。

まずはLedger Nano S端末の設定

近未来的なフォルムでカッコいい。パッと見はUSBメモリに見えます。

ボタンは上部に付いている2つしかないので、「左」「右」「左右同時押し」で大体進めていく感じになります。

付属のケーブルでPC(mac book pro)と『Ledger Nano S』を接続します。「Press both buttons to begin」と出てくるので、『左右両方のボタンを同時押し』します。
「Configure as new device?(新規デバイスとして設定しますか?)」と聞かれるので、『右ボタン』を押します。(チェックマークが右側に付いているので、右側のボタンを押せば次へ、左は×が書いてあるので左のボタンを押せば一つ前の画面に戻る、という感じです。ここは感覚的に分かる人が多いと思うのでぼちぼち省いていきます)

大事なポイント:PINコード(暗証番号)の設定

PINコードを設定します。4桁〜8桁までの数字で設定できます。今後よく使うので忘れないようにして下さい。

入れました。OKなら「左右同時押し」で次に進みます。
次は「リカバリーフレーズ」の書留です。リカバリーフレーズは24個のキーワードから成り立ちます。もし暗証番号を忘れてしまった時、このリカバリーフレーズで解除することができます。
こんな感じのキーワードが24個出てくるので、付属の「MY RECOVERY PHRASE 紙シート」に手書きで記載しておくと良いです。
リカバリーフレーズを確認するというテストが出されます。3問ほど、「○番のリカバリーフレーズは何でしょう?」という質問が出されますので答えましょう。正解すれば次に進めます。
質問をクリアすると端末の設定が整います。
完了です。次にLedger Liveアプリの設定をしましょう。

Ledger Liveアプリのインストール&設定

まず、Ledgerの公式サイト(英語)「https://www.ledger.com/ledger-live/」にアクセスします。

トップページの「Download」をクリック。

私はMacを使っているので、「Mac」を選びました。WindowsやLinuxの方はそれぞれのOSを選びます。
インストールアプリがダウンロードされたので、これをダブルクリックしインストールします。
無事インストールできました。アプリを立ち上げます。
アプリを立ち上げるとこのような画面になるので、「Get started」を押します。
「Set up as new device」(新しい端末にセットアップ)を選びます。
Ledger Nano S』を選びます。
先程端末側で設定したPINコードを入力する必要がでてきそうですね。とりあえず、この画面は説明の画面なので「Continue」を押します。
端末の設定時にリカバリーフレーズを書き留めしたので、これも「Continue」を押します。
チェックリストです。「PINコードは自分で設定しましたか?⇒YES」「リカバリーフレーズは自分でメモりましたか?⇒YES」「正規品ちゃんと買った?⇒Check now」を押します。
PCと繋いでいる端末側にPINコードを求められるので、コードを打ち込みます。
PINコードを入力すると、「Continue」から次に進めます。
Ledger Liveのパスワードを設定します。(PINコードとは別です)
これで設定完了です!Ledger Liveにログインします。
規約事項みたいなのが出てきます。暗号資産はしっかり勉強してないとあかんよ、Ledger側はその辺り責任負わんよ的なことが書かれています。「Confirm」で次に進みます。

Ledger Liveの日本語化

右上の歯車(Settings)から「Experimental features」をクリックし、「Translation testing」をONにします。
「General」から「Language」を「日本語」にすると、全て日本語になります。

ファームウェアのアップデート

ファームウェアの最新バージョンがあるようなので、最新版にアップデートしておきます。
ちょっと手間取ったところ。PCと端末をケーブルで繋ぎ、ファームウェアアップデートを開始します。「Follow device update instructions」が表示されたらUSBケーブルを外します。その後、「デバイスの左ボタンを押しっぱなしにしてから再接続」すれば「Bootloader」が表示され次に進めます。ここ、公式サイト見ながらやってても「左ボタンを押しながら」的な風に書かれてて何度やってもできなかったので、私と同じようにつまづいた人は参考にして下さい。
↑google翻訳に頼ったが、「繋いでから左ボタンを押す」形だとうまく行かなかった。。

コインアプリのインストール

私はBTCのみ管理したいので、BTCのみインストールしました。
自分の『Ledger Nano S』でBTCを管理できるようになった。

長くなったので、次は販売所から出庫し、このハードウェアウォレットに入庫させる方法を解説していきます。ではまた。

●私が今回購入したハードウェアウォレット
Ledger Nano S

▼参考にさせて頂いたYouTube、サイト様